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【情報セキュリティマネジメント試験】情報セキュリティマネジメント試験とは??

1.試験について

 情報セキュリティマネジメント試験は、平成28年の春からスタートした情報処理に関する新しい国家試験です。昔からある「基本情報技術者試験」は知っている人が多いと思いますが、まだ歴史の浅いこの試験は聞いたことがない人が少なくないのではないでしょうか。

2.資格の難易度

  情報処理技術者試験共通のIT人材育成・評価のための枠組みである共通キャリア・スキルフレームワーク(CCSF)でレベル2です。レベル1はITパスポート試験。ITパスポート試験はIT業界では登竜門的位置づけになりますので、この試験はそこからさらにステップアップしたより深い知識が求められます。

 因みに、基本情報技術者試験もレベル 2です。基本情報技術者試験はITを学んできていない人からするとかなりハードルの高い試験と言えます。ただし、IT業界では持っている人が多い試験です。

 では、情報セキュリティマネジメント試験も基本情報技術者並みに難しいか?というと、あくまで個人の意見ですが、そこまで高い難易度ではないと感じます。

 私は高校大学とITを学んできたくせに基本情報技術者試験に2回落ちていますが、この情報セキュリティマネジメント試験は1回で合格しました。もちろん、人によって感じ方は違うかと思いますが、基本情報技術者試験が「ITに関する知識を広く浅く問う」ものであるのに対し、情報セキュリティマネジメント試験は「ITに関する知識の中でも、とりわけセキュリティの知識を深く問う」ものです。範囲が基本情報技術者試験よりは狭いので、対策しやすいでしょう。

 これは参考にならないですが、この試験の記念すべき第1回目の合格率はなんと88%でした。当然これは初回の試験ということでもともと知識のある人(テキスト著者やITに携わって長い人など)が情報収集のために受けたケースが多かったためと考えられます。余談ですが、 私は2回目に受験しましたがその時は70.3%でした 。 ですが、ここ数年の合格率は50%程度です。 試験回数を重ねるにつれ数値も落ち着いてきています。

3. 受験者層

 年間4万人程度が受験しています。ITパスポート試験の受験者層は10代後半から20代が多く、進学のための資格取得や就活、若手社会人等が多いのに対し、情報セキュリティマネジメント試験の受験者の平均年齢は30代後半。これは2.試験の難易度についてでも述べたとおり、ある程度IT業界に携わり、知識を持った方の受験が多かったためと考えられますが、今後はITパスポートの上位の位置づけであるこの試験を受験する学生や若手社会人の受験が増え、年齢層は下がってくるのではないでしょうか。

4.合格のメリット

  • 就職、進学等で役立つ(企業によっては募集要件になっていたり、学校によっては入試の際に加点するところも有)
  • 情報セキュリティの知識が身につく
  • ITパスポートより高い評価を得られる

5.勉強方法

  まずはテキストを一読し、過去問を繰り返すのがセオリーです。「どんな試験でもそうだろ」と思われるかもしれませんが、情報セキュリティマネジメント試験に限らず、情報処理技術者試験では、過去に出題された全く同じ問題が出題されることもあります。故に、一度見たことがある問題が本番でも出される可能性もあるのです。必ず過去問を解きましょう。


まとめ

  • ITパスポートよりもより深い知識を問う試験、基本情報と比較すると範囲が狭いため対策しやすいが、セキュリティはある程度深い知識が必要
  • 基本情報技術者試験よりはやや簡単な印象
  • 勉強には過去問演習が「超」がつくほど重要