12月5日(木)、スマートフォンアプリ「ヴァンガードZERO」がリリースされました。すでにリリースされている「遊戯王デュエルリンクス」、今冬リリースが予定されている「デュエマプレイス」等、カードゲームアプリが盛り上がっています。
さて、このヴァンガードZEROですが、カードゲーム版とかなりルールが異なっていたのでまとめてみました。

アプリ版独自ルールについて
カードゲーム版と異なる点についてまとめました。
・ドライブチェックは山札下に
ヴァンガードと言えば、ヴァンガードがアタックした時に行うドライブチェック。他のTCGにない独自要素ですが、カードゲーム版ではこのドライブチェックでめくったカードは手札に入りますが、アプリ版ではグレード1,2は山札の下、グレード3(トリガー)はドロップゾーンに行きます。ドライブチェックで手札が増やせるのは、ドロートリガーを引いた時だけです。これはかなり大きな違いと言えるでしょう。
・グレード0はファーストヴァンガードのみ
カードゲーム版ではデッキは50枚ですが、アプリ版は40枚。そして各グレードの投入比率がグレード0は1枚、グレード1,2,3は13枚で固定されています。また、トリガーカードはすべてグレード3。グレード3のカードに自由にトリガーの配分を割り振ることが出来ます。(クリティカル7枚、ドロー2枚、ヒール4枚等)
・手札ガードは完全ガードのみ
手札からのガードシステムがありません。つまり、アタックを守備側が意図的に防ぐ手段が大幅にカットされています。できるのは、完全ガード(守護者)の使用(手札を1枚捨てる必要なし)、インターセプトです。このインターセプトですが、守備側が選ぶのではなく、攻撃側がインターセプトを持っているユニットがいればヴァンガードには攻撃できない仕様。前列にインターセプトを持つカードがあれば、まずはそのユニットを破壊する必要があります。
・・・ほかにも、以下のようなルール変更があります。
- 後攻1ターン目は2ドロー
- ヴァンガードがダメージを受けるたび自動でパワー5000UP
- 名前が同じでもカードゲーム版とテキストが異なるカードあり
まとめ
確かに「ヴァンガード」のアプリではありますが、カードゲーム版とかなりルールが異なります。現在のファイターズルールを追いかけている人からすると戸惑う部分も多いかと思いますが、「久々にヴァンガードを気軽にやってみようかな?(私)」と感じる人なら楽しめるアプリになりそうです。レビューを見るとルール変更に難色を示す声が強いようですが…。どちらかと言うと、カードゲーム版ヴァンガード上級者より、初中級者向けにした仕様だと感じました。初期に遊んだことはあっても、昨今のカードゲーム版に出ていた「ストライド」や「イマジナリーギフト」についていけていない人(私)には楽しめそうです。